ベアリングについて、セラミックvsスチール究極比較
ロードバイクの心臓部を支えるベアリング。セラミックとスチール、どちらを選べばいい?プロメカニックが教える「本当に差がわかる使い分け」とは?
1.セラミックベアリング:
メリット:
- 摩擦抵抗-15%→高速巡航で「ふわっと浮く感覚」
- 潮風厳しい湘南ライドでも錆び知らず
- ボール重量50%軽→加速時のレスポンスが段違い
- 長坂下り連続でも性能キープ
要注意点:
- 初期費用10万円台から(高級モデルは車体1台分の価格も!)
- 転倒時の「カチャン!」が命取り
- メンテは超精密作業(専用グリス必須)。
おすすめシーン:ロード、トライアスロン、グラベルor究極の効率を求める方。
2. スチールベアリング
メリット:
- 初期費用1万円台から気軽に導入
- ガタガタ道でもビクともしない耐久性
- コンビニグリスでもOKな手軽メンテ
- クロモリ製なら3万km保証も
要注意点:
- 雨上がりは「キーキー音」発生リスク
- エアロホイールと組み合わせると重さが目立つ
- 定期的な分解掃除が必須
おすすめシーン:通勤、オフロード、長距離ライドor予算が限られている方。
3. 比較
- プロでも体感差は平均1.5%→週1ライド派には過剰スペックかも?
- ハイブリッドタイプ(外側スチール+中セラミック)が人気急上昇中
- 「セラミックは消耗品」と心得よ!3年ごとの交換が理想
結論:あなたのライドスタイルで決めろ!
選ぶならセラミック:
- レースで0.1秒を争うタイムアタッカー
- 海沿いのロングライドが日常
- 「軽さの中毒」にかかりたいマニア
選ぶならスチール:
- ガタガタ道を爆走するグラベルライダー
- コスパ最強の日常使い
- 「壊れたら即交換」が信条のリアリスト